Loupedeck、米Razer社から2億5,000万円の大型資金調達を実施

 

より速く、より直感的なクリエイティブ制作をサポートするデバイスの開発を行うヘルシンキのテック系スタートアップLoupedeckは、現地時間7月7日、米カリフォルニアのゲーミングデバイス開発企業Razer社の投資組織であるzVenturesから総額200万円規模の資金調達を実施しました。
今回調達した資金は、ライブ配信者用に設計された新型デバイスLoupedeck LIVEの開発を始め、日本を含めたアジア市場でのさらなるLoupedeckの成長に投資されます。

 

 

Loupedeck社創業者兼CEOのMikko Kesti氏

私たちの使命はコンテンツクリエイターの成功を支援することです。
ライブストリーミング市場への参入により、その対象をコンテンツ配信者にも広げていきます。
ストリーミング市場はここ数年で世界中に急激に成長しており、今回のRazer社とのパートナーシップにより、我々は拡大を続ける日本を含むアジアのライブ配信市場の中で確固たるシェアの獲得を狙います。

 

Razer社投資ディレクターであるCho Weihao氏

最初にLoupedeck社と出会った時、制作ワークフローを刷新する同社の革新的なソリューションに非常に興奮しました。
新しいLoupedeckデバイスにより、ゲームやライブ配信者は、視聴者が求める高品質なコンテンツを制作し配信することが可能になります。
今回のパートナーシップにより、Razer社がMikko氏や彼のチームと協働し、Loupedeckがライブ配信市場で成長できることを楽しみにしています。

 

Loupedeck 概要

Loupedeck は、写真、ビデオ、オーディオの編集、デザイン、ならびにライブストリーミングにおける主要なソフトウェアプログラムのエクスペリエンスを改善するために設計されたカスタムビルドの編集コンソール Loupedeck+、 Loupedeck Creative Tool (CT)、Loupedeck Live の開発企業です。
Loupedeck は、Apple および Windows オペレーティングシステムとシームレスに連携しながら、ソフトウェアの互換性を拡張し、編集をより速く、 より人間工学的に、よりクリエイティブにする新しいハードウェアを開発することで、クリエイティブ編集分野のプロフェッショナルからの高まる需要をサポートできるように取り組んでいます。
Loupedeck の製品は、業界をリードする最も複雑なソフトウェアに最も直感的なアプローチを提供することで、創造性を最大化し、編集プロセスを最初から最後まで強化することを目的に開発されています。

 

フィンランドのヘルシンキに本拠を置く Loupedeck は、クラウドファンディングサイト Indiegogo で当初の予定金額 を 488%上回る大成功を収め 2016 年に設立されました。

 

Razer 概要

Razerはゲーマー向けライフスタイルにおける世界のリーディングブランドです。
Razerのトリプルヘッド・スネーク(THS)の商標は世界中のゲーミングおよびeスポーツコミュニティで最も認知されたロゴのひとつです。
すべての大陸にファン層を持つRazer社はハードウェアやソフトウェア、サービスなどを基幹とする世界で最も大きなゲーマー向けエコシステムを独自に設計・構築しています。
Razerは高性能ゲーミング周辺機器やBladeゲーミングノートPCなど、数々の受賞歴を誇るハードウェアを多数提供しています。

 

2005年に創立されたRazerは現在、アーバイン(カリフォルニア州)とシンガポールの両方に本拠地を置き、世界17ヵ所にオフィスがあり、米国、ヨーロッパ、中国でトップゲーミングブランドとして認知さています。
また、同社は香港株式市場に上場しています(銘柄コード:1337)。

 

提供元:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000054656.html