ゲーム会社に高卒で入りたい!難易度やオススメのキャリアパスについて


ゲーム会社で働きたい、と思っている人の中には、大学や専門学校に行かずに高卒で就職できないだろうか? と考える人もいると思います。
 
このコラムでは、そんな高卒 → 即ゲーム会社就職という考えを持っている人に向けて、方法があるのかどうかを解説していきます。
 

1. ゲーム会社に高卒で入る難易度

この項目では高卒でゲーム会社に入ることの難易度を解説していきましょう。
 

1-1. 特別なスキルが無い限り、大企業はおろか中小・ベンチャーでも就職は難しい

ゲーム会社は就職を希望する人が非常に多い業界です
就職希望者が多いということは企業側にしてみれば多くの人の中から、自社にとって有力と思える人を選べることを意味しています。
そのため、いろいろな意味でスキルやポテンシャルが高いかどうかを踏まえて採用するかどうかを考えます。
 
人間の価値は決して出た学校で決まるわけではありませんが、一般的には有名大学を出ていることは就職の価値基準になります。
つまり高卒で競争率が非常に高いゲーム会社への就職を望む場合、「有名大学に入学するための努力」や「大学で四年間学んだ実績」、「四年間で作った人的ネットワーク」よりも、企業にとって魅力ある人材であることを示さなければなりません。
 
上記のような理由から、多くのゲーム会社は応募資格に専門学校か大学を出ていることをあげていますから、高卒ではエントリーすらできないこともあります。
その点は認識しておきましょう。
 

1-2. ゲーム会社が新卒に期待するものを把握することが大切

一般的に、大学を卒業していれば一定以上の教養を身につけていると判断できます。
また、有名な大学や、難関大学を出ている場合は、自分の利益のために世の中で必要とされることを敏感に感じ取る能力や、利益のためには我慢が必要ということを学んでいることでしょう。
企業は有り体に言えば、少しでも多くの利益を上げてくれる人が欲しいわけですから、競争にさらされて自分の利益の伸びしろに敏感な人として大学卒業者を選ぶわけです。
 
また、専門学校生であれば即戦力として作業についてもらうことができますから、大学卒業者とは別の目線で評価されます。
 
高卒でゲーム会社を目指すのであれば、「ゲームが好き」などの理由ではなく、自分がどれほど利益を上げることができるのか、自分がどれほど即戦力であるのかなど、ストロングポイントを明確に示しましょう。
 

2. 高校卒業後にゲーム会社に入るための流れ

ゲーム会社 高卒
ここでは高校卒業からゲーム会社に入社するための流れを解説しましょう。
 

2-1. ゲーム会社にアルバイトで入り、そこから正社員を目指す

入社が難しかった場合、アルバイトから社員を目指すという方法が無いわけではありません。
ゲームの開発には大きなマンパワーが必要ですから、ゲーム業界はアルバイトで働く人をしばしば募集しています。
特に多いのはゲームの問題点を洗い出すためのデバッガーですが、デザイナーや事務系でも募集している場合があります。
 
アルバイトでも内部に入ればコネクションづくりができますし、働きぶりをアピールする機会はありますから、正社員への道が開かれる場合もあります。
 
アルバイトから社員登用されるルートを詳しく書いた記事があるので、こちらもぜひ参照してください。
「ゲーム会社でアルバイトしたい!募集されている主な仕事内容を紹介」
 

2-2. 専門学校・大学に入り、スキルを磨く

ここまで書いてきた通り、大学や専門学校を出た方がゲーム会社に就職するには有利です。
そのため、できることなら高卒でゲーム会社への就職を目指すよりは、大学か専門学校への進学をお勧めします。
 
大学はゲーム業界以外への道を選ぶ場合でも有利になる場合が多いですし、学ぶ範囲も広いので、社会人として生きていく幅を広げることができます。また、公立大学に行けば学費も比較的少なくて済みます。
 
専門学校はゲームに特化した勉強ができますから、即戦力として採用される可能性があります。
ただし、大手パブリッシャー企業は大卒者を多くとる傾向があることは知っておきましょう。
 
例えば、日本のゲーム会社の最大手のひとつである任天堂は2019年に81名の採用を行っている中で、2名が専門学校、高専卒で、残りの79名は大学または大学院生です。
任天堂「2020年度 新卒採用情報 募集要項-新卒採用実績」
 
進学してゲーム会社を目指す場合、大学と専門学校のそれぞれのメリット、デメリットをまとめた記事があるので、ぜひ以下を参照してください。
「ゲーム開発を学ぶには専門学校と大学、どちらが有利?就職後の流れも併せて解説」
 

2-3. お金が無いという場合は、一度他の業界でもいいので就職し、お金を稼ぎつつ社会人経験を培う

進学するお金がない、家庭の事情などで働く必要がある、という人もいるでしょう。
そんな場合はゲーム業界ではなくてもいったん就職してお金を貯める、または社会人としての経験や、ゲーム業界でも活かせるスキルを身につけながらゲーム会社への転職を目指す方法もあります。
 
例えばゲーム会社ではなくてもデザインや音響、映像などに関わる仕事はたくさんあります。
また、営業や広報などは多くの会社に存在する部門ですから、そこで身につけたスキルを活かすのも良いでしょう。
 
異業種からゲーム業界への転職を目指す記事もありますので、ぜひ以下を参照してください。
「「まったくの未経験」からゲーム業界へ転職したい!覚えておきたいコツやポイント」
 

3. 高校卒業後に別の仕事をしていて、改めてゲーム会社を志望する時の流れ

ゲーム会社 高卒
この項目では、高校を卒業した後一旦は別の仕事に就いたものの、どうしてもゲーム会社への就職を目指したい、という人への就職までの流れを記載して行きましょう。
 

3-1. 今の仕事がゲーム会社と親和性が高ければ、その実務経験を活かせる部署を探す

異業種であっても今現在働いている実績があれば、まずはその経験を活かしてゲーム会社に入る道を探りましょう。
 
現状の仕事がアニメーションやデザイン、グラフィックなどクリエイターの分野であれば、ゲーム業界と親和性が高いのでアピールの仕方次第で入社できる可能性があります。
また、プログラミングを仕事としている人もチャンスを作りやすいでしょう。
ゲーム業界のクリエイター部門は慢性的に経験者、即戦力を欲していますから、提示できるスキルや経験はしっかり誇示しましょう。
 
クリエイターの部門以外でも、経理や総務、営業、広報、法務などの得意分野があれば、ゲーム会社のバックヤード部署で働く手もあります。
外国語に精通していればローカライズの業務も考えられます。
とにかく、現状の経験値でマッチングできるスキルが無いか、という点を考えて見ましょう。
 
下記記事に、前職をアピールするポイントが書いてあるので参考にしてみてください。
「まったくの未経験」からゲーム業界へ転職したい!覚えておきたいコツやポイント
 

3-2. 今の仕事がゲーム会社と関係なければ、まずはプログラミングスクールなどで実戦スキルを磨く

現状はアピールできる経験値が無いという場合は、プログラミングスクールなどに入ってまず実戦的なスキルを身に付ける手もあります。
 
未経験者向けのプログラミングスクールは多数存在しています。
スクールによって内容や金額はさまざまですが、3ヶ月程度で一定のカリキュラムが終了可能で、掛かる費用は数十万円というところが多いようです。
 
現状持っている仕事との両立は大変かもしれませんが、夢に向かって現状を変えていくには前向きな努力は欠かすことはできません。
時間的にも社会人向けに夕方以降に学べるところも多いので、求めるスキルを得られるスクールを積極的に探してみましょう。
 

3-3. 「高卒」というステータスが枷に感じているのであれば、大卒資格を取るのも一つの手

中途での採用を目指すとしても、そもそもエントリーの時点で企業の側が大卒以上という条件を設定していることもあり、やはり大卒の資格はあった方が有利なことは確かです。
だからと言って大学への入学試験を受けて4年間通学するのは難しいという人が多いでしょう。
そんな方にお勧めしたいのが現在の仕事を続けながら大卒資格を取る方法です。
資格を取る方法は以下の3つがあります。
 
・通信教育を受ける
通信教育は一定期間のスクーリング(対面授業)はあるものの、それ以外は自宅で学習できますから、仕事を持っている人でも学びやすい方法です。
また、スクーリングをWeb上でできる大学も増えてきており、通学の負荷がほとんどない大学もあります。
 
・夜間大学
名称の通り、夜間(18時以降に設定されていることが多い)に大学に通って授業を受ける方式です。
昼間にフルタイムの仕事をしている人には厳しい面もありますが、働きながら大卒資格を得られること、昼間の学部より学費が安いこと、入試のハードルが低めであることなどのメリットがあります。
 
・大学改革支援・学位授与機構で大卒資格を得る
過去に大学を中退した人(62単位以上の習得、2年以上在籍が条件)、高専や短大を卒業している人なら、通信大学などで不足している単位を取り、審査をパスすれば大卒の資格が取れます。
 
なお、上記の3つの方法は最低でも3年かかるので、その期間中に30歳を超えてしまう人にはあまりお勧めできません。
大卒資格があっても、30歳以上でゲーム業界での就業経験がない人は敬遠されがちだからです。
 

4. 高卒でも「即戦力の実力」があれば大卒以上の待遇で転職できる!スキルを身につける方法


ゲーム業界は慢性的な人手不足にあえいでおり、マンパワーを求めていますが、同時に実力主義でもあります。つまり人手があれば誰でもよいわけではなく、即戦力を求めているのです。
 
そこでこの項目では、即戦力としてゲーム会社に入るためのステップを複数紹介します。
 

4-1. ゲーム業界に有利な専門学校でスキルを磨く

時間と費用はかかりますが、ゲーム業界で使えるスキルを身につける方法として、専門学校はおすすめです。大学に比べると入学のハードルが低いですし、体系的に学べるメリットもあります。
 
ゲーム関連の学科がある専門学校なら、グラフィックやプログラミングを学ぶコースはほとんどの学校に設置されています。また、学校によってはシナリオやサウンド制作などのスキルを身につけることも可能です。
 
多くの学校でプロのゲームクリエイターによる授業がある上に、同じ目標を目指す仲間もできるためコネクション作りにも向いています。
 
さらに、専門学校では即戦力性を目指すカリキュラムが用意されており、実際にゲーム開発を行いながら学ぶことができます。ゲーム業界への就職を斡旋してくれるところも多いので、学校探しの際に業界への就職実績を確認してください。
 
ゲームクリエイターを目指す方に向けて、専門学校と大学を比較したコラムがありますので、ぜひ以下もご一読ください。
「ゲーム開発を学ぶには専門学校と大学、どちらが有利?就職後の流れも併せて解説」
 

4-2. オンラインスクールでプログラミングを学ぶ

オンラインスクールで、プログラミングやデザインなどのスキルを身につける方法もあります。授業料を払って専門性を学ぶという点では専門学校と共通性がありますが、オンラインスクールの場合、特定のスキルのみを短期間で学べる点がメリットです。
 
特定の言語やゲームエンジンを扱うスキルなどを数ヶ月で学べるプログラムが多数あるので、志望するゲーム会社の応募条件を確認し、自分に不足している要素を強化できます。
 
たとえば、世界的シェアをもつゲームエンジンUnityの基本知識や基本操作などを、2か月間で学べるコースが約10万円と費用負担を抑えたところがあります。内容によって費用は数万円から100万円前後と幅があるので、求める内容に合ったスクールを選びましょう。
 
オンラインスクールは通学の必要がないので時間効率が良いですし、働きながら学べる点もメリットです。
 

4-2. ゲーム業界で優遇される資格の勉強をする

ゲーム業界では必須とされる資格はありませんが、仕事に役立つ資格を取得すれば就活時のアピールポイントになります。また、資格取得に向けて学ぶこと自体がゲーム業界で活躍する準備にもなるでしょう。
 
資格取得は自力で計画的に学ぶことが前提なので、目標に向かって努力し、成果を出せる人、というイメージを持たれやすいメリットもあります。
 
ゲーム業界で役立つ資格の中には、基本情報技術者試験やITパスポートのようなIT関連の基礎知識を幅広く網羅したものや、Illustratorクリエイター能力認定試験など、特定のスキルに特化したものがあります。そのため資格に挑む前に、目指すゲーム会社や職種にあった資格かどうかをしっかり吟味しましょう。
 
資格の中には難易度が高いものと低いものがあり、必要な学習時間などもそれぞれ異なります。難易度が低い資格は取りやすい反面、就活時のアピール力は低めです。一方高難易度の資格は取得のハードルが高いですが、アピール材料として有効なので、難易度にも着目することをおすすめします。
 
ゲーム業界で役立つ資格を、職種別に紹介したコラムがありますので、挑戦する資格を選ぶ際は以下を参考にしてください。
「ゲーム業界での転職に有利になる資格はある?おすすめの資格を紹介!」
 

4-3. 独学で勉強する

ゲーム業界で役立つスキルを独学で身につける人もいます。近年はプログラミングやグラフィックの技術を無償で公開するサイトもありますし、丁寧に指導する動画も公開されています。また、Web上では簡単なゲームの制作工程が多数紹介されているので、それらを作ってみることでもゲーム開発を学ぶことは不可能ではありません。
 
個人で取り組めるため、電車やバスに乗っているときでも学習できますし、ちょっとしたスキマ時間に学べるメリットがあります。そしてこのコラムで紹介した方法の中で、最も費用がかからない点もこの選択の大きなメリットです。
 
ただし、いつでも取り組めるというメリットは、先送りしやすさにもつながります。また、方向性やゴールが定めにくく、学習中の自分の立ち位置がわかりにくいなどのデメリットもあります。学習中につまずいたとき、誰からも指導してもらえないまま挫折する、というケースも少なくありません。
 
これらを踏まえると、独学はかなり高い志や強い意志、計画性や自己管理能力がある人以外にはおすすめしにくい方法です。
 

5. まとめ

高卒でゲーム業界への就職を目指す方法をまとめました。
 
ゲーム会社は夢があるだけでなく、タイトルがヒットすれば高待遇を望むこともできる人気業界です。
そのため競争が激しく、現実的には高卒で目指すには非常にハードルが高い業界と言えます。
 
あえて困難を目指すより、できるだけ進学して夢に近づく道を選ぶことをお勧めします。
また、経済的な事情などで進学が難しいとしても諦める必要はありません。
いったん就職してから転職するという道もあるので、そこに向かってしっかりスキルアップしていくように頑張りましょう。
 

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