大手ゲーム会社をご紹介!大手と中小の会社の違いについても解説


 
ゲーム会社は自由な社風や、自分自身が楽しんだゲームタイトルの続編に関わる機会があるかもしれない、といった夢もあり、就職や転職の際に考える人も多い業種です。それだけに競争も激しく、明確なスキルやアピールポイントが要求される分野でもあります。
 
このコラムでは、ゲーム業界における大手企業と呼ばれる各社を紹介し、就職や転職に向けた注意点などをまとめます。最後まで読んで就職・転職活動の参考にしてくださいね。
 

1.ゲーム業界における大手企業の種類


 

1-1.ゲーム業界で売上高からみた企業TOP10

まずはゲーム業界で売上高からみた企業TOP10をご紹介します。
 
参考:バフェット・コード:ゲーム業界 売上高ランキング(企業一覧)
https://www.buffett-code.com/industries/104
 

ソニーグループ

「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」という理念の下、ゲーム&ネットワークサービス事業や、音楽事業(ソニーミュージック)、映画事業(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)の運営を行う株式会社ソニー。
 
「プレイステーション」を世に送り出したソニーは、現在もその後継機種である「PS5」を主軸としています。
 
2025年3月期の決算では、ゲーム事業がグループ全体の営業利益の3分の1を占めていること、5期連続の増収であることなどが明らかになっています。また、ゲーム事業の売上、営業利益ともに過去最高と、非常に好調な状態です。
(2025年度連結業績:売上高12兆0349億円)
企業HP
 
 

バンダイナムコホールディングス

東京都に本社を置くバンダイナムコホールディングスは、2005年5月に株式会社バンダイと、株式会社ナムコの経営統合により、同年9月に設立された総合エンターテインメント企業です。
 
ゲームだけでなく玩具や模型、映像、音楽など幅広い分野を手掛けており、「ドラゴンボール」「ガンダム」などの長期に渡って根強い人気IPを多数保有しています。
 
2025年3月期の決算では、家庭用ゲームやスマートフォン向けゲームを含むデジタル事業が前期から22.3%増の4556億円以上だったことが明らかになっています。「ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE」や「ドラゴンボール Sparking! ZERO」が世界的ヒットとなったこと、「ONE PIECE」や「学園アイドルマスター」などが好調に推移したことも公表されました。
(2025年3月期 売上高1兆2415億円)
企業HP
関連ページ→「バンダイナムコエンターテインメントに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント」
 
 

任天堂

京都府に本社を置き、主におもちゃや家庭用ゲームの開発・製造を行う言わずと知れた日本の大手ゲーム会社、任天堂株式会社。「ゲーム&ウオッチ」「ファミリーコンピュータ」に始まり「DS」、「Wii」「Nintendo Switch」など誰もが知っている家庭用ゲームの王者です。
 
元々は花札の製造から始まった同社ですが、ホームエンターテインメントの分野で世界一を目指した同社は、1983年のファミリーコンピュータの発売、1990年にはスーパーファミコンの発売を機に、家庭用ゲーム市場において世界的なシェアを持つ会社になりました。
 
2025年3月期の決算では売上高が前年度比30.3%減、営業収益が46.6%減と厳しい数値が並びました。しかし、2025年6月時点ですでにSwitch2が発売されていることで、ハード、ソフトともに売上や利益の増加が見込まれています。
(2025年3月期売上高:1兆1649億円)
企業HP
 
 

ネクソン

ネクソンは、韓国で創業された会社ですが、2025年現在は東京都の六本木に本社を置いており、オンラインゲームとスマホ向けゲームの両方で活躍しています。
 
オンラインゲーム「メイプルストーリー」は2003年、「アラド戦記」は2005年に配信開始していますから、20年を超える息の長い運営を得意とする会社です。
 
2024年12月期の連結決算では前期と比較して91%増の純利益を出すなど、非常に好調でした。往年の主力である「メイプルストーリー」、「アラド戦記」は落ち込みましたが、2024年に中国で配信開始した「アラド戦記モバイル」が好調を支えた模様です。
(2024年12月期売上高4462億円)
企業HP
関連ページ→「ネクソンに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント」
 
 

セガサミーホールディングス

セガサミーホールディングスは、パチンコやパチスロの遊技機事業を行っているサミー社と、ゲームメーカーのセガグループで作られています。
 
ゲームなどのエンタメコンテンツ事業、遊技機事業、リゾート事業が主な展開事業となっており、ゲーム会社の株式会社セガだけでなく、株式会社アトラスや、アニメ制作や音楽事業を提供するトムス・エンタテインメントを傘下に持つ事で、コンテンツの幅広いメディアミックス展開を行っている会社です。
 
2025年3月期の決算では、ゲーミング事業の売上は前年比172.6%増、営業利益も21億円超と好調で、前々期の4億円以上の赤字からV字回復を果たしています。
(2025年3月期売上高:4289億円)
企業HP
 
 

コナミグループ

コナミホールディングスは、主にコナミデジタルエンタテインメント/コナミアミューズメント/コナミスポーツで構成された会社です。連結子会社は25社に上り、様々なエンタメ事業を展開しています。
 
特にゲームコンテンツを手掛けるコナミデジタルエンタテインメントは、家庭用ゲーム/モバイルゲーム/カードゲーム/クラウドゲームの企画開発を手掛けており、「ウイニングイレブン」「実況パワフルプロ野球」や「メタルギアソリッド」、「遊戯王」などの人気タイトルを保有しています。スマホゲームとは別に、海外のカジノ用スロットマシン、アーケードゲーム事業も手掛けています。
 
2025年3月期の決算ではデジタルエンタテインメント事業が売上、事業利益ともに前年比で20%以上増となっています。
(2025年3月期売上高:4216億円)
企業HP
関連ページ→「コナミデジタルエンタテインメントに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント」
 
 

スクウェア・エニックスホールディングス

スクウェア・エニックスホールディングスは、東京都新宿区に本社を置く会社です。「ドラゴンクエスト」シリーズ、「ファイナルファンタジー」シリーズという大きなRPGヒット作を持っており、2003年4月にゲームメーカーのスクウェアとエニックスの合併により誕生しました。
 
事業内容としては、家庭用ゲームソフトやオンラインゲームといったゲームを中心とするデジタルエンタテインメント開発、アミューズメント施設「タイトーステーション」等のアミューズメント施設運営事業、自社保有のIP展開等を行っています。
 
2025年3月期の決算では売上高は前年比8.9%減となりましたが、営業利益は前年比24.6%増と好調でした。この利益増には「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」、「ファイナルファンタジーXIV」の拡張パッケージなどが貢献した模様です。
(2025年3月期 売上高3245億円)
企業HP
関連ページ→「スクウェア・エニックスに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント」
 
 

KADOKAWA

KADOKAWAは1945年に出版社としてスタートしており、現在は出版だけでなく、ゲーム、アニメ、実写映像、Webサービス、教育サービスの提供など幅広い分野で活躍する企業となっています。
 
今や世界的に知られるゲーム開発会社のフロム・ソフトウェア、スパイク・チュンソフトなどもグループに属しているので、「ELDEN RING」や「不思議のダンジョン 風来のシレン6 どくろ島探検録」などもKADOKAWAからリリースされています。
 
2025年3月の決算では売上高は前年度比7.7%増でしたが、営業利益は9.8%減と報告されています。ただしKADOKAWAはこの年にサイバー攻撃を受けて大きく減収しており、それがなかったとしたら営業利益は16%増だったそうです。
(2025年3月期売上高:2279億円)
企業HP
 
 

カプコン

株式会社カプコンは40年以上の歴史を持つゲーム会社で、大阪に本社があります。事業内容としてはアーケードゲームやコンシューマーゲームの開発をメインとしており、遊文化をクリエイトする感性開発企業を指針としています。
 
カプコンは「ストリートファイター」「鬼武者」「ロックマン」など、数多くのヒットタイトルを持っており、世界的人気をもつシリーズを連発しています。2025年6月30日現在のシリーズ販売本数を見ると、「バイオハザード」は1億7400万本、「モンスターハンター」は1億2200万本と報告されており、名実ともにカプコンの代表作となっています。
 
2025年3月期の決算では、売上高は前期比11.3%増の1,696億円、営業利益は前期比15.2%増の657億77百万円と好調でした。
(2025年3月期売上高:1696億円)
企業HP
関連ページ→「カプコンに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント」
 
 

ディー・エヌ・エー

株式会社ディー・エヌ・エーは、東京都渋谷区に本社を置く会社です。事業としてはAI事業、ゲーム事業、ヘルスケア事業等、複数の事業を展開しています。
 
GREE、mixiに並ぶ3大ソーシャルゲーム企業として有名で、2006年ころからソーシャルゲームを展開し著しく成長した会社です。「ポケモンマスターズ EX」、「逆転オセロニア」といったモバイルゲームなどゲーム単体を扱っているだけでなく、ゲームプラットフォーム「mobage」の運営も手掛けています。
 
またゲームだけの会社ではなく、EC(電子商取引)事業やプロ野球の球団運営なども行っています。DeNAという社名は遺伝子のDNAとeコマースの”e”の組み合わせになっていることから、総合インターネット企業としても有名です。
(2025年3月期 売上高:1640億円)
企業HP
関連ページ→「ディー・エヌ・エーに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント」
 
 

1-2.年間の売上高が200億円以上を記録するゲーム会社

次に、上記項目で紹介した以外の「年間の売上高が200億円以上」のゲーム会社を紹介していきましょう。
 

MIXI

株式会社ミクシィは、東京都渋谷区に本社を置く会社です。デジタルエンターテインメント事業、スポーツ事業、ライフスタイル事業など幅広い分野で活動しています。
 
同社はSNSプラットフォーム事業を行う中で、「モンスターストライク」などのヒットタイトルを生み出し、XFLAGというエンターテインメントを扱うブランドになりました。特にメインコンテンツである「モンスターストライク」は、リリースから約10年が過ぎた2023年6月に世界累計利用者数6,000万人を突破しており、日本のモバイルゲームの代表作ともいえる存在になっています。
(2025年3月期売上高:1548億円)
企業HP
関連ページ→「ミクシィ(XFLAG)に就職したい!会社の概要と就職の際のポイント」
 
 

ガンホー・オンラインエンターテインメント

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は、東京都に本社を置くゲーム開発会社です。国内で累計6,300万ダウンロードを突破している大ヒットアプリ「パズル&ドラゴンズ」で一気に有名になっています。
 
実はオンラインゲーム業界だけでなく家庭用ゲーム機向けにも多数のソフトを作っており、「ラグナロク~光と闇の皇女~」「ニンジャラ」等、PlayStation/Nintendo Switch問わず様々なプラットフォームで開発をしています。
 
2024年12月期決算によれば、売上高は前期比17.3%減、営業利益37.3%減でした。
(2024年12月期売上高:1036億円)
企業HP
関連ページ→「ガンホー・オンライン・エンターテイメントに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント」
 
 

コーエーテクモホールディングス

株式会社コーエーテクモホールディングスは、ゲーム制作会社として株式会社コーエーテクモゲームスを傘下に持っています。”世界No.1のデジタルエンタテインメントカンパニー”をビジョンとしており、エンタメ事業/アミューズメント事業/不動産事業を展開しています。
 
企業としては50年以上の歴史を持ち、ゲーム事業部では、それぞれのブランドからゲームをリリースしています。「信長の野望」や「三國志」を手掛けるシブサワ・コウ ブランド、「真・三國無双」、「戦国無双」等の無双シリーズを手掛けるω-Force ブランド等、計7つ以上のゲームブランドを有しています。
(2025年3月期:売上高:832億円)
企業HP
関連ページ→「コーエーテクモゲームスに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント」
 
 

グリーホールディングス

グリーホールディングスは2004年12月にグリー株式会社として設立されているので、すでに20年以上の歴史をもっています。Missionとして「インターネットを通じて、世界をより良くする。」、Visionとして「毎日を楽しく幸せに、社会を自由で効率的に。」などを掲げて日本のモバイルインターネットサービスを牽引してきた企業です。
 
ゲーム、メタバース、IP、DX、投資と幅広い事業展開を行っており、ゲームの代表作としては「ヘブンバーンズレッド」や「アサルトリリィ Last Bullet」などがあります。
 
2025年6月期の決算では、新作タイトルの貢献はあったものの売上高、営業利益ともに減収減益となっています。
(2025年6月期売上高:571億円)
企業HP
関連ページ→「グリーに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント」
 
 

マーベラス

株式会社マーベラスは、音楽関係の会社としてスタートしていますが、近年はゲームやアニメの制作、ステージでのエンターテインメント業といったIPを活用した幅広い事業展開が強みとなっています。
 
「剣と魔法のログレス」、「シノビマスター 閃乱カグラ」等のヒットタイトルを運営するオンラインゲーム開発、「天穂のサクナヒメ」、「牧場物語 オリーブタウンと希望の大地」等を始めとしたコンシューマーゲームの開発にも力を入れています。
 
2025年3月期の決算では、売上高、営業利益ともに前期比減となっています。
(2025年3月期売上高:280億円)
企業HP
関連ページ→「マーベラスに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント」
 
 

コロプラ

‘Entertainment in Real Life’を自社のミッションとして掲げ、主にスマホゲームに企画開発・運営を手掛ける株式会社コロプラ。位置ゲー「コロニーな生活」が社名の発祥となっており、代表取締役は馬場功淳氏が務めています。
 
「白猫プロジェクト」、「黒猫のウィズ」等のモバイルゲームだけでなく、近年はXR/メタバースサービスも提供しています。この分野では、VRアプリの開発だけでなく、AR/MRコンテンツの制作、メタバース空間の制作やイベント開催などチャレンジングな展開が実施されています。
(2024年9月期売上高:260億円)
企業HP
関連ページ→「コロプラに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント」
 
 

アカツキ

アカツキはエンターテインメント、ライフスタイルサービス、ソリューションの3つの分野で事業を展開しています。会社名には「太陽の光と、多彩な個性が混ざりあう、世界に夜明けを」、という意味が込められているそうです。
 
傘下にアカツキゲームスがあり、「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」「怪獣8号 The GAME」「ロマンシングサガ リ・ユニバース」など、多数のヒットタイトルを手掛けています。また、台湾にはモバイルゲームのグローバル拠点として曉數碼股份有限公司を設置するなど、海外戦略も実施中です。
 
2025年3月期の決算では、売上高は前期より減となっていたものの、営業利益、経常利益ともに40%以上の増となっています。
(2025年3月期売上高:237億円)
企業HP
関連ページ→「アカツキに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント」
 
 

2.ゲーム開発会社(デベロッパー)とパブリッシャーの違い

就職や転職に向けた注意点を解説する前に、まずはゲーム企業について調べるときによく目にする“デベロッパー”と“パブリッシャー”について紹介していきます。
 
デベロッパーは開発者、開発元という意味で、ゲーム業界においては開発を行います。ゲーム開発においては一部だけを担当することがある他、スタッフロールなどで公表されない場合があるため、認知度が低い傾向にあります。
 
対して、パブリッシャーは出版社、版元、発行者、発行人、発行元、販売元などの意味を持っており、ゲーム業界では発行主体となり制作や販売、宣伝などを行います。宣伝や広報を担当することから、デベロッパーとは逆に認知度が高い傾向にあります。任天堂、スクウェア・エニックス、セガなどの有名ゲーム会社も多くはパブリッシャーです。
 
ここで覚えておきたいのは、パブリッシャーには自社で開発を行わず流通専業とする企業と自社およびグループ内にデベロッパー機能も持っている企業の2種類が存在することです。
 
例として、任天堂はパブリッシャーですが『スーパーマリオ オデッセイ』、『あつまれ どうぶつの森』などは自社開発タイトルとして発表されています。なお、デベロッパー側もゲーム制作委託を受けて開発を行うだけの企業というわけではなく、独自に立ち上げた企画をパブリッシャー企業に持ち込むケースがあります。
 
併せて読みたい記事
「ゲーム業界における「デベロッパー」とは?業務内容などを解説」
「ゲーム業界における「パブリッシャー」とは?業務内容などを解説」

3. 大手企業に就職・転職する上で大切なポイント

ゲーム大手""
 

3-1. 一部企業は学歴も見られる可能性があるが、基本は「何ができるか」が見られる

ゲーム業界に転職してくる人のほとんどは「ゲームが大好き」です。そのため、その点をアピールしても面接者の心を引くことはできません。
 
ビジネススキル上の優位点や、クリエイティブな面の独自性などをアピールしましょう。
 
また、大手パブリッシャーでは学歴が必要とされるケースもありますから、過去の採用情報などはしっかりと確認しましょう。
 
この場合、有名大学を出ていれば有利という企業と、有名大学を出ていなければ基本的には入社が困難、というところもあるのでエントリーには注意が必要です。
 
以下にゲーム業界に就職する際の学歴の必要性について詳しく書いた記事がありますので、ぜひ参照してください。
「ぶっちゃけ、ゲーム業界への就職・転職に学歴は必要?」
 
併せて読みたい記事
「ゲーム業界に就職・転職する際の望ましい志望動機とは?」
「ゲーム会社の面接で押さえておきたいポイントを解説!」
「ゲーム業界で就職・転職を成功させるための履歴書・職務経歴書・ポートフォリオの書き方」
 

3-2. 大手企業でも間口の広い業種があるのを探す

大手企業はゲームクリエイターばかりで成り立っているわけではありませんから、デバッガーや営業職などさまざまな募集をしている可能性があります。花形、エースポジションの部署ではなくても、穴場な求人狙いも転職や就職の一つの方法と憶えておきましょう。
 
例えば、総務職などは一見地味に見えますが、契約上では大きな役割を担うこともありますし、カスタマーサービスはクリエイターではなくてもゲームへの関与度が高いとも言えます。また、営業や広報などは売り上げや利益に直結する仕事ですから、非常にやりがいがある仕事です。
 
以下にゲーム会社での事務系の仕事について詳しく書いた記事がありますので、興味がある方は参照してください。
「ゲーム会社に事務で入社したい!業務内容と求められるスキルとは」
 
併せて読みたい記事
「ゲーム制作に携わる仕事の種類は?企画・デザイン・プログラマーなどゲーム職種を説明」
「一つのゲームを開発するまでの流れとは?種類別に説明」
 

3-3. アルバイトなどのハードルの低い形で働き、人間関係を築く

とりあえずアルバイトなどの入りやすい状態で働いて、まず社員の人たちと関係性を作るという方法もあります。また、アルバイトでもそこで働いてみればその会社の良さ・悪さを知る機会が得られるという点も大きなメリットです。
 
以下にゲーム会社でのアルバイト採用や高校卒業後の就職活動についての記述がありますので、参照してみてください。
「ゲーム会社でアルバイトしたい!募集されている主な仕事内容を紹介」
「ゲーム会社に高卒で入りたい!難易度やオススメのキャリアパスについて」
 

3-4. 新卒採用

ゲーム制作やイラストを主に学んできた専門学校生であれば、まず求められるのは比較的早く戦力になれるという前提の技術や知識です。一方大学生であれば基本的な地頭の良さが求められることが多いでしょう。
 
いずれにしても、大手企業は新卒を育てる余裕というのがあるため、比較的多く採用している傾向にあります。以下に大手ゲーム会社の過去の新卒採用人数や採用倍率を推定した記事がありますので、新卒でゲーム会社への就職を目指している人はぜひご覧ください。
「人気ゲーム会社の就職倍率は?内定を勝ち取るためのポイントも説明」
 
併せて読みたい記事
「ゲーム業界に新卒で入るために気を付けておきたいポイントとは?」
「文系だけどゲーム会社に就職したい!望まれるスキルとアピール方法も説明」
 

3-5. 中途採用(ゲーム業界経験者)

中途採用を目指すのであれば転職回数が少なく、1社ごとの在籍、経験年数が長い人の方が書類選考上有利です。比較的自由な業界と思われていますが、極端に短い期間での転職は不利に働く場合もあります。
 
とはいえ、しっかりアピールできるスキルや経験、コネクションなどがあれば業界内での転職はよく行われている行為ですから、丁寧に準備を進めて転職を成功させましょう。
 
以下にエンジニアとして転職する際の参考になる記事を紹介します。
「エンジニアがするべき転職のための準備」
 
また、待遇や働き方、人間関係などを改善するために転職を考えたのに、ブラック企業に入ってしまった、ということになったら目も当てられません。以下にブラック企業に転職しないための注意点などをまとめた記事がありますから、転職の際はぜひ目を通してください。
「ゲーム業界=ブラック?実態と転職する上で注意したいポイントを解説」
 
併せて読みたい記事
「年齢別のゲーム業界転職ハードルと、いつまでも一線で活躍するためのポイント」
 

4. 大手企業と中小企業の違い

ゲーム会社大手""
ここでは大手ゲーム会社と中小のゲーム会社で見られる違いをまとめますので、じっくり読んで自分自身が求めるものはどちらなのかを考えるきっかけにしてください。
 
併せて読みたい記事
「ゲーム業界におけるベンチャーの特徴とは?大企業との違いも説明」
 

4-1. 一人ひとりの業務や裁量

大手企業と中小企業では一人ひとりに与えられる業務の質や、裁量にも違いが出ます。
大手であればそれだけ大きなプロジェクトが存在し、それにチームで取り組んでいくスタイルになりますから、個々に与えられる業務内容はニッチなもの、より専門的なものになることが多いでしょう。これはある分野のスペシャリストになれる可能性がある反面、部分的な能力しか培われないこともあります。
 
一方、中小企業は人材が豊富にあるわけではありませんから、一つのことに専念していられる可能性は低く、一人ひとりにマルチな動きを求められることが多くなります。その意味では、中小企業にいるということは全体を動かす力が培われます。
 
将来起業をしたいという人にとっては、さまざまな経験を積むことができ、成長につながる可能性があります。
 

4-2. 福利厚生

福利厚生の点では、やはり中小企業よりも大企業が手厚いのは間違いない事実です。そもそもの休日の日数、年休の取りやすさ、労働時間の長さなど、大手と中小ではそれなりの差があることは踏まえておきましょう。
 
福利厚生に関する記事
「ゲーム会社の福利厚生はどんなものがある?基本のものからユニークなものまで紹介」
「ゲーム会社でボーナスは出る?概要や事例などを詳しく説明!」
「「ポケコロ」「猫のニャッホ」のココネに聞く“暮らすような会社”が生み出す効果」
 

5. まとめ

いかがでしたか? ゲーム会社への転職や就職についてまとめてみました。
 
ゲーム業界はまだまだ成長が見込める分野です。VRなどの新しい技術も次々と生まれていますから、今後も発展を続けて行くことでしょう。それだけに大きなチャンスがあり、中小企業に入ってもその会社が大きな成長を遂げるかもしれない、という夢もあります。
 
一方、変遷が早い業界であるのも間違いのないことで、今現在調子が良い会社であっても5年先、10年先のことはわかりません。また大手企業であっても、そこからの独立や新規設立の会社といった、安定よりもチャレンジの志向が強いこともあります。
 
そのような意味で、ゲーム業界に就職・転職を考える際は単純に今現在、大手と中小といったことだけを意識するのではなく、プロジェクト・業務内容に注視し、自分自身が成長して行けるかどうかを大切にされることをお勧めします。
 

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