大手ゲーム会社をご紹介!大手と中小の会社の違いについても解説


ゲーム会社は自由な社風や、自分自身が楽しんだゲームタイトルの続編に関わる機会があるかもしれない、といった夢もあり、就職や転職の際に考える人も多い業種です。

それだけに競争も激しく、明確なスキルやアピールポイントが要求される分野でもあります。

このコラムでは、ゲーム業界における大手企業と呼ばれる各社を紹介し、就職や転職に向けた注意点などをまとめます。

最後まで読んで就職・転職活動の参考にしてくださいね。

 

1. ゲーム業界における大手企業の種類

1-1.ゲーム業界で売上高からみた企業TOP10

まずはゲーム業界で売上高からみた企業TOP10をご紹介します。

(参考:ゲーム業界 売上高ランキング一覧-業界動向サーチ https://gyokai-search.com/4-game-uriage.htm

 

ソニー

「プレイステーション」を世に送り出したソニーは、現在もその後継機種である「PS4」を主軸としています。

PS4は発売から既に5年を迎えていますが現在も好調で、ソニーは今年20年ぶりの好景気に沸いています。

(平成27-28年 売上高1兆4,797億円)

https://www.sony.co.jp/SonyInfo/

 

任天堂

「ゲーム&ウオッチ」「ファミリーコンピュータ」に始まり「DS」「Wii」など誰もが知っている家庭用ゲームの王者です。

一時は不調がささやかれた時期もありましたが、「Nintendo Switch」「ポケモンGO」などが好調で業績は回復しています。

(平成27-28年 売上高5,044億円)

https://www.nintendo.co.jp/

 

バンダイナムコ

バンダイナムコHDはゲームだけでなく玩具や模型、映像、音楽など幅広い分野を手掛ける企業です。

「ドラゴンボール」「ガンダム」などの長期に渡って根強い人気IPがあるのも強さの秘訣でしょう。

(平成27-28年 売上高3,179億円)

https://www.bandainamco.co.jp/

 

スクウェア・エニックス

「ドラゴンクエスト」シリーズ、「ファイナルファンタジー」シリーズという大きなRPGヒット作を持つ会社です。

家庭用ゲーム機向けのソフトとオンラインゲーム開発の両面を行っています。

(平成27-28年 売上高2,141億円)

https://www.jp.square-enix.com/

 

セガサミー

パチンコやパチスロの遊技機事業を行っているサミー社と、ゲームメーカーのセガグループで作られています。

リゾート事業などを行っている点でも特徴があります。

(平成27-28年 売上高1,988億円)

https://www.segasammy.co.jp/japanese/

 

ネクソン

ネクソンはオンラインゲームとスマホ向けゲームのどちらでも活躍しています。

「メイプルストーリー」「アラド戦記」など10年を超えて続いているオンラインゲームを持っています。

(平成27-28年 売上高1,902億円)

https://www.nexon.co.jp/

 

ガンホー・オンライン

「パズル&ドラゴンズ」で一気に有名になったガンホー・オンラインですが、実はオンラインゲーム業界だけでなく家庭用ゲーム機の業界でも多数のソフトを作るなどしている会社です。

(平成27-28年 売上高1,543億円)

https://www.gungho.co.jp/

 

ディー・エヌ・エー

2006年ころからソーシャルゲームを展開して成長した会社です。

ゲーム一辺倒の会社ではなく、売り上げの3割前後はEC(電子商取引)事業やプロ野球の球団運営なども行っています。

(平成27-28年 売上高1,437億円)

https://dena.com/jp/

 

コナミ

「実況パワフルプロ野球」「メタルギアソリッド」「遊戯王」などの人気タイトルを保有しています。スマホゲームとは別に、海外のカジノ用スロットマシン、アーケードゲーム事業も手掛けています。

(平成27-28年 売上高1,326億円)

https://www.konami.com/games/jp/ja/

 

コロプラ

スマホゲーム業界では上位にある会社です。スマホゲームだけにとどまらず、会社としてVRゲームに力を注ぐことを明確にしており、今後の動向が気になる企業です。

(平成27-28年 売上高723億円)

https://colopl.co.jp/index.php

 

1-2.年間の売上高が200億円以上を記録するゲーム会社

次に、上記項目で紹介した以外の「年間の売上高が200億円以上」のゲーム会社を紹介していきましょう。

 

サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェント、連携子会社の株式会社Cygamesは、「グランブルーファンタジー」「プリンセスコネクト」などの代表作を持っています。

ゲーム事業の他に「AbemaTV」やブログサービス「アメブロ」、マッチングアプリ、音楽配信などさまざまなジャンルでも事業を展開しています。

(平成29-30年 売上高4,195億円)

https://www.cyberagent.co.jp/

 

ミクシィ

株式会社ミクシィ(XFLAG)は、SNSプラットフォーム事業を行う中で、「モンスターストライク」などのヒットタイトルを生み出し、XFLAGというエンターテインメントを扱うブランドを立ち上げています。

ゲーム制作やリリースだけでなく、スポーツや映像、イベントなども幅広く手掛ける会社です。

(平成30-31年 売上高1,440億3,200万円)

https://mixi.co.jp/

 

カプコン

株式会社カプコンは40年以上の歴史を持つゲーム会社で、大阪に本社があります。

「ストリートファイター」「鬼武者」「モンスターハンター」「戦国BASARA」など、数多くのヒットタイトルを持っています。

(平成30-31年 売上高1,000億3,100万円)

http://www.capcom.co.jp/

 

コーエーテクモHD

株式会社コーエーテクモホールディングスは、ゲーム制作会社として株式会社コーエーテクモゲームスを傘下に持っています。

企業としては50年以上の歴史を持ち、「信長の野望」「三國志」「Winning Post」「大航海時代」などの人気タイトルを持っています。

(平成28-29年 コーエーテクモHDの売上高389億6,800万円、コーエーテクモゲームスでは266憶500万円)

https://www.koeitecmo.co.jp/

 

Klab

Klab株式会社は2000年に設立された会社で、「ラブライブ!」「キャプテン翼」「Bleach」などの人気IPのゲームをパブリッシングするとともに、書籍の出版やイベント開催なども行っています。

(平成30年 売上高326億7,300万円)

https://www.klab.com/jp/

 

アエリア

株式会社アエリアは「A3!」「蒼焔の艦隊」「アイ★チュウ」などの代表作をリリースしています。

グループとして複数の事業を行っていますが、ゲーム制作に関連しているところでは株式会社サイバード、株式会社リベル・エンタテインメントなどがあります。

(平成31-令和1年 売上高283億4,700万円)

https://www.aeria.jp/

 

アカツキ

株式会社アカツキは、「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」「シンデレラナイン」「ロマンシングサガ リ・ユニバース」などの代表作があり、2019年には横浜駅に「アソビル」というエンターテインメントビルもオープンさせるなど勢いがある会社です。

過去に「働きがいのある会社」に選出された経緯もあり、企業としても高く評価されています。

(平成30-31年 売上高281億3,000万円)

https://aktsk.jp/

 

マーベラス

株式会社マーベラスは、音楽関係の会社としてスタートしていますが、近年はゲームやアニメの制作、ステージでのエンターテインメント業も行っている幅広い会社です。

代表作には「閃乱カグラ」「牧場物語」「ヴァルハラナイツ」などがあります。

(平成30-31年 売上高267億円)

https://corp.marv.jp/

 

gumi

株式会社gumiはモバイルオンラインゲーム事業の他に、XR事業(MR、AR、VRなど)やブロックチェーン事業などを展開しています。

「FFBE幻影戦争WAR OF THE VISIONS」「クリスタル オブ ユニオン」などをリリースしています。

(平成31-令和1年 売上高212億5,700万円)

https://gu3.co.jp/

 

2. 大手企業に就職・転職する上で大切なポイント

ゲーム大手""

2-1. 一部企業は学歴も見られる可能性があるが、基本は「何ができるか」が見られる

ゲーム業界に転職してくる人のほとんどは「ゲームが大好き」です。

そのため、その点をアピールしても面接者の心を引くことはできません。

ビジネススキル上の優位点や、クリエイティブな面の独自性などをアピールしましょう。

 

また、大手パブリッシャーでは学歴が必要とされるケースもありますから、過去の採用情報などはしっかりと確認しましょう。

この場合、有名大学を出ていれば有利という企業と、有名大学を出ていなければ基本的には入社が困難、というところもあるのでエントリーには注意が必要です。

 

以下にゲーム業界に就職する際の学歴の必要性について詳しく書いた記事がありますので、ぜひ参照してください。

「ぶっちゃけ、ゲーム業界への就職・転職に学歴は必要?」

 

併せて読みたい記事

「ゲーム業界に就職・転職する際の望ましい志望動機とは?」

「ゲーム業界で就職・転職を成功させるための履歴書・職務経歴書・ポートフォリオの書き方」

「ゲーム会社の面接で押さえておきたいポイントを解説!」

 

2-2. 大手企業でも間口の広い業種があるのを探す

大手企業はゲームクリエイターばかりで成り立っているわけではありませんから、デバッガーや営業職などさまざまな募集をしている可能性があります。

花形、エースポジションの部署ではなくても、穴場な求人狙いも転職や就職の一つの方法と憶えておきましょう。

 

例えば、総務職などは一見地味に見えますが、契約上では大きな役割を担うこともありますし、カスタマーサービスはクリエイターではなくてもゲームへの関与度が高いとも言えます。

また、営業や広報などは売り上げや利益に直結する仕事ですから、非常にやりがいがある仕事です。

 

以下にゲーム会社での事務系の仕事について詳しく書いた記事がありますので、興味がある方は参照してください。

「ゲーム会社に事務で入社したい!業務内容と求められるスキルとは」

 

併せて読みたい記事

「ゲーム制作に携わる仕事の種類は?企画・デザイン・プログラマーなどゲーム職種を説明」

「一つのゲームを開発するまでの流れとは?種類別に説明」

 

2-3. アルバイトなどのハードルの低い形で働き、人間関係を築く

とりあえずアルバイトなどの入りやすい状態で働いて、まず社員の人たちと関係性を作るという方法もあります。

また、アルバイトでもそこで働いてみればその会社の良さ・悪さを知る機会が得られるという点も大きなメリットです。

 

以下にゲーム会社でのアルバイト採用や高校卒業後の就職活動についての記述がありますので、参照してみてください。

「ゲーム会社でアルバイトしたい!募集されている主な仕事内容を紹介」

「ゲーム会社に高卒で入りたい!難易度やオススメのキャリアパスについて」

 

2-4. 新卒採用

ゲーム制作やイラストを主に学んできた専門学校生であれば、まず求められるのは比較的早く戦力になれるという前提の技術や知識です。

一方大学生であれば基本的な地頭の良さが求められることが多いでしょう。

いずれにしても、大手企業は新卒を育てる余裕というのがあるため、比較的多く採用している傾向にあります。

 

以下に大手ゲーム会社の過去の新卒採用人数や採用倍率を推定した記事がありますので、新卒でゲーム会社への就職を目指している人はぜひご覧ください。

「人気ゲーム会社の就職倍率は?内定を勝ち取るためのポイントも説明」

 

併せて読みたい記事

「ゲーム業界に新卒で入るために気を付けておきたいポイントとは?」

「文系だけどゲーム会社に就職したい!望まれるスキルとアピール方法も説明」

 

2-5. 中途採用(ゲーム業界経験者)

中途採用を目指すのであれば転職回数が少なく、1社ごとの在籍、経験年数が長い人の方が書類選考上有利です。

比較的自由な業界と思われていますが、極端に短い期間での転職は不利に働く場合もあります。

 

とはいえ、しっかりアピールできるスキルや経験、コネクションなどがあれば業界内での転職はよく行われている行為ですから、丁寧に準備を進めて転職を成功させましょう。

 

以下にエンジニアとして転職する際の参考になる記事を紹介します。

「エンジニアがするべき転職のための準備」

 

また、待遇や働き方、人間関係などを改善するために転職を考えたのに、ブラック企業に入ってしまった、ということになったら目も当てられません。

以下にブラック企業に転職しないための注意点などをまとめた記事がありますから、転職の際はぜひ目を通してください。

「ゲーム業界=ブラック?実態と転職する上で注意したいポイントを解説」

 

併せて読みたい記事

「年齢別のゲーム業界転職ハードルと、いつまでも一線で活躍するためのポイント」

 

3. 大手企業と中小企業の違い

ゲーム会社大手""

ここでは大手ゲーム会社と中小のゲーム会社で見られる違いをまとめますので、じっくり読んで自分自身が求めるものはどちらなのかを考えるきっかけにしてください。

 

併せて読みたい記事

「ゲーム業界におけるベンチャーの特徴とは?大企業との違いも説明」

 

3-1. 一人ひとりの業務や裁量

大手企業と中小企業では一人ひとりに与えられる業務の質や、裁量にも違いが出ます。

大手であればそれだけ大きなプロジェクトが存在し、それにチームで取り組んでいくスタイルになりますから、個々に与えられる業務内容はニッチなもの、より専門的なものになることが多いでしょう。

これはある分野のスペシャリストになれる可能性がある反面、部分的な能力しか培われないこともあります。

 

一方、中小企業は人材が豊富にあるわけではありませんから、一つのことに専念していられる可能性は低く、一人ひとりにマルチな動きを求められることが多くなります。

その意味では、中小企業にいるということは全体を動かす力が培われます。

将来起業をしたいという人にとっては、さまざまな経験を積むことができ、成長につながる可能性があります。

 

3-2. 福利厚生

福利厚生の点では、やはり中小企業よりも大企業が手厚いのは間違いない事実です。

そもそもの休日の日数、年休の取りやすさ、労働時間の長さなど、大手と中小ではそれなりの差があることは踏まえておきましょう。

 

4. まとめ

いかがでしたか? ゲーム会社への転職や就職についてまとめてみました。

ゲーム業界はまだまだ成長が見込める分野です。

VRなどの新しい技術も次々と生まれていますから、今後も発展を続けて行くことでしょう。

それだけに大きなチャンスがあり、中小企業に入ってもその会社が大きな成長を遂げるかもしれない、という夢もあります。

 

一方、変遷が早い業界であるのも間違いのないことで、今現在調子が良い会社であっても5年先、10年先のことはわかりません。

また大手企業であっても、そこからの独立や新規設立の会社といった、安定よりもチャレンジの志向が強いこともあります。

 

そのような意味で、ゲーム業界に就職・転職を考える際は単純に今現在、大手と中小といったことだけを意識するのではなく、プロジェクト・業務内容に注視し、自分自身が成長して行けるかどうかを大切にされることをお勧めします。

 

関連記事一覧